軽い傷なら蜂蜜の殺菌・抗菌作用で応急治療

軽い傷でも化膿してしまい悪化する可能性があるので、早めに応急治療をすることが大事です。
応急治療の一つとして効果的なのが、蜂蜜をつかう方法です。
蜂蜜には栄養が豊富に含まれているだけではなく、抗菌力と殺菌力があります。
切り傷や擦り傷をした時に、まず最初に行わなければいけないのが消毒です。
消毒液の代わりとして蜂蜜を使うことで、同じような効果を得ることができます。

また、擦り傷や切り傷だけでなく、火傷の応急治療として使うことができます。
火傷の場合、消毒をするよりも冷やすことが重要となっているのですが、炎症を抑えることも重要です。
はちみつには炎症を抑えてくれる力を持っているため、患部に多く塗ることにより冷却しながら炎症を抑えることができます。

これらの方法ではちみつにより応急治療は可能なのですが、ただし、これはあくまでも治療できるものがなかった場合の話です。
はちみつに比べて消毒液のほうが、殺菌抗菌力は強いですし、治療薬のほうが炎症を抑える力は強いです。
あくまでも緊急時に応急治療ができる方法の一つなので、その点を理解しておいてください。

また、傷の程度により蜂蜜応急治療方法は適していない場合も出てきます。
深い傷に塗ってしまうと、殺菌抗菌はできるけれども、傷口に入り込んでしまった蜂蜜が治療の邪魔をすることがあります。
怪我の程度により、はちみつを使うのではなく違う方法で処置してから、病院に行き治療をしてもらいましょう。

蜂蜜は優れた力を持っていて、栄養補給だけでなく怪我の応急治療をすることも可能です。
普段の料理に使うことは少ないですが、いざという時のためと体の健康のためにも購入しておいてみてはいかがでしょうか。